信頼できるインプラントメーカー
インプラントは各メーカーごとに一長一短があり、症例によって使いわけています
当医院で使用しているインプラントメーカー
インプラントは、大きく分けて、本体(フィクスチャー)、歯台部(アバットメント)、上部構造補綴物の3つで構成されています。
多くのインプラントメーカーがありますが当院ではその中からノーベルバイオケア、ストローマンなどを併用して治療しています。
インプラントは各メーカーごとに一長一短があり、症例によって使いわけなければいけません。
殆どすべてのメーカーの症例に対応できます。
ノーベルアクティブインプラント
ブローネマルクインプラント・ノーベルアクティブインプラント
スウェーデン生まれの世界で一番歴史が古く、システム的に一番器材が豊富で、どんな症例にでも対応できます。治癒期間が2ヶ月~4ヶ月必要で2回の手術が必要です。
タイユナイトと呼ばれる表面構造はストローマンインプラントやアンキロスインプラントと比較すると骨との結合が遅いことから症例を選んで使用しています。
ブローネマルクインプラント 代表的な2回法インプラント
1952年、スウェーデンのブローネマルク博士はある幸運な出来事によってオッセオインテグレーション(骨結合)を発見しました。
博士の研究チームが微少循環(血液の流れ)に関する研究を行っていたとき、治療の経過を観察するため、博士は動物の体内にチタン片を埋め込んでいました。
ところが驚いたことに、研究が終了したとき、このチタンがどうしても骨から取り外せなったのです。
ブローネマルク博士はこの現象に興味を持ち、さっそく大規模な研究を開始し、歯科治療への応用法を探りました。
そしてチタンが骨組織と特殊な方法で結合する過程が明らかにされ、ブローネマルク博士はこれをオッセオインテグレーション(骨結合)と命名したのです。
これが現在の基盤となっていることは言うまでもありません。 これは2回の手術で歯の頭をつける方法です。
ストローマンインプラントシステム
スイス生まれの世界で最もシェアの高いシステムです
1回の手術で治療が可能です。スイス生まれの世界で最もシェアの高いシステムです。
手術からインプラントの歯型を取るまでの期間が最短6~8週間と短く、1回の手術で治療が可能です。 骨との結合が非常によく成功率の最も高いシステムです。
世界中の大学病院や研究機関で集計されたデータをもとに10年間の長期データが生存率97%という高い生存率を示しています。
その他
ザイブ | インプラント治療に求められている優れた審美性と信頼性、 そして治療期間の短縮化というテーマにも同時にチャレンジした、まさに次世代のインプラントです。 |
---|---|
プラトン | プラトンインプラントは日本の歯科医師、企業、大学などが協力して開発した、日本製のインプラントシステムです。表面性状はブラスティング+酸エッチング処理で、均一な凹凸と安定した酸化膜を形成し、オッセオインテグレーションを促進させます。最近ではインプラント体表面にHAコーティングを施した、「プラトンバイオインプラント」が開発されました。 |
3i (スリーアイ) |
3iは独自のダブル酸処理による均一の微小粗造表面は骨との高い接触率があるため、軟組織との親和性が高く、インプラント周囲炎(インプラント治療の失敗原因の上位を占める)になりにくい構造になっています。 |
アストラ | アストラ(アストラテック)インプラントは、スウェーデンのアストラテック社が製造しているインプラントシステムです。アストラインプラントの特徴的な表面性状であるタイオブラスト(TiOblast)は、二酸化チタン(TiO2)の粒子をフィクスチャー表面に吹き付けて表面をブラストすることにより、表面を2~10μmの均一な粗造面にして、骨組織との機械的な嵌合をより強固にするというものです。 |